リンゴ果実培養細胞エキスとは？ 植物の力を肌ケアに取り入れよう

リンゴ果実培養細胞エキス（リンゴ幹細胞エキス）とは、スイス産のリンゴ「ウトビラー・スパトラウバー」の幹細胞を培養して抽出されたエキスのことです。
ウトビラー・スパトラウバーは、18世紀頃に品種改良で作られたリンゴで、長期間保存しても味が落ちないことから、当時は人気の高い品種だったとされています。

しかし、非常に酸味が強かったため、食品の保存技術の向上や、品種改良による味の良いリンゴの登場などが理由で徐々に廃れていきました。現在は世界に20本程度しか残っていないといわれ、絶滅危惧種として保護認定を受けています。

近年になって「4ヶ月しなびることがない」といわれる生命力の強さが注目を集め、ウトビラー・スパトラウバーの幹細胞を人工培養した「リンゴ果実培養細胞エキス」が開発されました。

人の体は、数多くの細胞が集まってできています。血液や皮膚が絶えず新しいものに入れ替わっていることからわかるように、細胞にも寿命があり、老化や病気、けがによる損傷などが理由で失われていきます。

体の機能を維持するには、失われた細胞の代わりに新しい細胞を補充しなければいけません。この新しい細胞を補充する役割を持つのが幹細胞です。
具体的には、「皮膚や血液、骨、筋肉などの細胞を作り出す力（分化能）」と、「自分と同じ能力を持つ細胞に分裂する力（自己複製能）」を、幹細胞は備えています。

人だけでなく、植物にも幹細胞は含まれています。例えば、外敵からの攻撃や老化などによって傷ついた際は、幹細胞の能力によって失われた細胞を置き換えることで、組織を再生しているのです。

ウトビラー・スパトラウバーのリンゴ幹細胞は再生能力が高く、実が腐らないように細胞を自己再生して、状態を維持しようとする成分が含まれているのが特徴です。
このリンゴ幹細胞に含まれる成分が、皮膚の幹細胞の働きを高め、美肌作りにつながると期待されています。

リンゴ果実培養細胞エキスは、抗酸化作用が高いのが特徴です。エイジングケア※1化粧品や、機能性化粧品をはじめ、育毛シャンプーやトリートメントなど、ヘアケア用品にも多く取り入れられています。
また、リンゴ果実培養細胞エキスの持つ抗酸化作用によって肌のターンオーバーを整え、年齢による肌の悩み（ハリやツヤ不足）を改善する働きも期待されています。

※1年齢に応じたスキンケアのこと

DA CAPOでは、リンゴ果実培養細胞エキスを配合した保湿クリームを取り扱っています。濃厚なテクスチャーが肌に心地良くなじみ、うるおいを逃しません。
リンゴ果実培養細胞エキスに加えて、希少性が高いアルガンオイル※2や、北海道産のハスカップエキス※3、ハマナス花エキス、キハダ樹皮エキス、キトサンエキス※4、サトウキビ由来のスクワランといった成分を配合していて、ハリやツヤ不足など、年齢による肌の悩みをサポートします。

また、香料や合成着色料、エタノール、パラベン、鉱物油、石油系界面活性剤は使用していません。肌の刺激になりやすい成分を極力減らしていて、肌が敏感な方にもおすすめの化粧品です。
就寝前のスキンケアに、ぜひご活用ください。

⇒エクストリッチ モイスチャークリーム（保湿クリーム）
https://dacapo-cosme.com/shop/pages/cream

※2アルガニアスピノサ核油（保湿成分）　※3ロニセラカエルレア果汁（保湿成分）　
※4カルボキシメチルキトサンサクシナミド（保湿成分）

リンゴ果実培養細胞エキスは、抗酸化作用で肌のターンオーバーを正常化し、ハリ肌を期待することができます。元となるウトビラー・スパトラウバーは古くからスイスで親しまれてきましたが、発見されてからはまだ日が浅い成分です。
しかし、近年はリンゴ果実培養細胞エキスを配合したコスメが増えつつあります。今後も研究が進めば、さらに幅広い分野で活用されるかもしれません。

DA CAPOでも、リンゴ果実培養細胞エキスを配合した保湿クリームを取り扱っています。リンゴ果実培養細胞エキス以外にも、アルガンオイルやキハダ樹皮エキス、キトサンエキスなど、厳選した成分を配合し、保湿力を高めています。肌の刺激になりやすい成分を極力減らしている点も特徴です。
リンゴから抽出された植物由来の成分の力で、肌をケアしてみてはいかがでしょうか。

⇒商品一覧
https://dacapo-cosme.com/shop/#lineupSec