脂性肌(オイリー肌)の方必見! 化粧崩れしにくいメイクのコツ

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皮脂の分泌量が多く、テカリや化粧崩れに悩みやすい脂性肌。メイクをきれいに仕上げたり、崩れるのを防いだりするには、肌質を理解したうえで、正しい方法でメイクを行うことが大切です。脂性肌の方は、どのような方法でメイクを行えば良いのでしょうか。
ここでは、脂性肌の方がメイクを行う時のコツをご紹介します。

■テカリと化粧崩れで悩みやすい「脂性肌」

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脂性肌とは、名前のとおり皮脂の分泌量が多く、テカリやべたつき、化粧崩れなどが気になりやすい肌質のことです。オイリー肌と呼ばれることもあります。
元々の肌質だけでなく、肌のバリア機能の低下や間違ったスキンケア、ホルモンバランスの乱れなども、脂性肌になる原因です。

肌が全体的に脂っぽい、化粧崩れしやすい、ニキビができやすい、毛穴が目立つといった方は、脂性肌の可能性があります。
一方で、油分だけでなく水分量も多いため、肌の乾燥は気にならないことが多いです。

■脂性肌のメイクのコツ

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メイクをきれいに仕上げるには、肌のトーンを整えたり、肌トラブルをカバーしたりするためのベースメイクが大切です。ベースメイクをしっかりと行えば、他のメイクアップアイテムの持ちも良くなります。
皮脂が多い脂性肌の方は特にベースメイクが崩れやすいので、以下の点を意識すると良いでしょう。

・事前のスキンケアで保湿を行う

脂性肌や乾燥肌といった肌質に関係なく、メイクの前に洗顔や保湿を行うことは、メイクをきれいに仕上げるためのポイントです。
スキンケアで肌の状態をメイク前に整えることで、化粧下地やファンデーションが肌に密着して崩れにくくなります。

脂性肌の方は、洗顔で余分な皮脂を落としてから、化粧水や乳液、美容液などでスキンケアを行いましょう。テカリが気になる方は、皮脂を抑制する成分が配合された化粧品を活用するのもおすすめです。

・化粧下地でテカリを防ぐ

ファンデーションの前に化粧下地を塗ると、テカリや化粧崩れ、厚塗りを防ぎやすくなります。スキンケア後は水分や油分が多い状態なので、化粧水が乾いてから下地を塗りましょう。
時間がない時は、ハンドプレスで化粧水や乳液などをなじませた後、ティッシュで軽く押さえて余分な水分・油分をオフしてからメイクを始めます。

皮脂吸着成分を配合した化粧下地を用意するのもおすすめです。夏は全体に、冬は皮脂の分泌量が多いTゾーンだけなど、塗る場所を調整することで仕上がりを変えられます。

・ファンデーションは薄塗りを意識しよう

化粧崩れを気にしてファンデーションを厚塗りすると、余計に崩れやすくなってしまいます。ベースメイクが厚くなるほど、崩れた時に毛穴などが目立ちやすい点にも注意が必要です。

ファンデーションは、薄塗りすることを心がけましょう。ファンデーションで全てをカバーするのではなく、下地でカラーコントロールしたり、細かな部分はコンシーラーを活用したりすると、厚塗りを防ぎながら肌悩みをカバーできます。

また、油分が少ないファンデーションを選ぶのも、脂性肌の方がテカリやべたつきを防ぐためのコツです。粉状のパウダーファンデーションや、皮脂による崩れを防ぐ成分を配合したリキッドファンデーションなどを選ぶと良いでしょう。

皮脂による化粧崩れに悩みやすい肌質には、乾燥している部分と脂っぽい部分が混在している「混合肌」もあります。混合肌でお悩みの方は、乾燥とべたつきのどちらがより気になるかを見極めて、ファンデーションを選ぶのがおすすめです。

・フェイスパウダーを活用する

ファンデーションを塗り終わった後に、フェイスパウダーで仕上げるのも効果的です。パウダーが余分な皮脂を吸着してくれるので、時間が経っても化粧が崩れにくくなります。
長時間サラッとした仕上がりをキープできるのもメリットです。

■脂性肌そのものを改善することも大切

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テカリや化粧崩れなどが気になりやすい脂性肌の方は、日頃の生活を見直して肌質改善を目指すことも大切です。
脂性肌を悪化させる原因としては、間違ったスキンケアや食生活の偏り、睡眠不足、ストレスなどが挙げられます。

優しい洗いあがりの洗顔料を使う、化粧水だけでなく乳液も使って保湿する、栄養バランスに気を遣い脂っこい食事は控える、しっかりと睡眠時間を確保するなど、日々の生活習慣も見直してみてください。

■メイクを見直してきれいな肌をキープしよう

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皮脂による化粧崩れに悩みやすい脂性肌ですが、メイクのやり方を見直すことで崩れを防ぐことはできます。「脂性肌だから仕方ない」と諦めるのではなく、自分の肌に合った化粧品を使ったり、正しい方法でメイクしたりすることが大切です。

また、脂性肌を改善するために、日々のスキンケア方法や生活習慣を見直すのも良いでしょう。トラブルのないきれいな肌をキープするために、ご紹介した内容を参考にしてみてください。