ハマナス花エキスとは？古くから使われてきた花の効果で美肌を目指そう！

化粧品には、セラミドやコラーゲンなど、さまざまな美容成分が配合されています。化粧品の成分表示欄を見てみると、保湿成分として「ハマナス花エキス」を配合しているものがありますが、具体的にどのような植物から抽出され、どのような効果が期待できるエキスなのでしょうか。
ここでは、ハマナスという植物の概要や、ハマナス花エキスに期待できる効果などをご紹介します。

■北海道ではなじみ深い「ハマナス」

ハマナスは、主に沿岸部に自生するバラ科バラ属の落葉低木です。原産地は東アジアで、「Japanese Rose」と呼ばれることもあります。
6～9月頃に良い香りの美しい花を咲かせた後、小さな赤い果実を付けます。バラと同じく、枝にとげが付いているのも特徴です。

ハマナスという名前は、生食できる甘酸っぱい果実がなることから、ナシに例えて「浜梨（ハマナシ）」と呼んでいたものが東北訛りで「ハマナス」になったのが由来とされています。他にも、東北の一部にトマトを赤ナスと呼ぶ地域があり、赤い実をトマトに例えて「浜の赤茄子」と呼んでいたものが訛ったという説もあります。

日本では北日本や日本海側を中心に自生していて、特に北海道ではなじみ深い植物として有名です。寒さに強い、花が美しい、生命力が強いなどの理由から、北海道の花（道花）にも指定されています。

■花から根まで有効活用できるのが魅力

ハナマスの花は、古くから生薬や香料として利用されてきました。アイヌ民族は、ビタミンの供給源としてハナマスの花を煎じて飲んでいたとされています。
花蕾は漢方の「玫瑰花（まいかいか）」の原料になります。

果実は生食することもできますが、主にジャムや果実酒、ローズヒップティーといった用途で使われることが多いようです。
また、根は染料として使うことができます。秋田県特産の織物「秋田八丈（あきたはちじょう）」は、ハナマスの根から抽出した染料で糸染めを行っています。
花から根まで、さまざまな用途で有効活用できるハナマスは、古くから人々の暮らしに関わってきた身近な植物といえるでしょう。

■肌に潤いをもたらすハマナス花エキス

ハマナスの花には、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノールといった、化粧品にも広く使われている美容成分が含まれています。ビタミンCやビタミンEは、活性酸素の働きを抑える「抗酸化作用」を持った、抗酸化ビタミンの一種です。細胞内に過酸化脂質が作られるのを抑える働きも備えています。※1

また、ビタミンCはコラーゲンを構成するアミノ酸の生成にも使われる成分です。※2　コラーゲンの合成をスムーズにすることで、美肌効果につながると期待されています。

※1出典：厚生労働省e-ヘルスネット『抗酸化ビタミン（こうさんかびたみん）』
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-008.html

※2出典：：厚生労働省e-ヘルスネット『コラーゲン（こらーげん）』
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-011.html

■就寝前の濃密ケアにおすすめ！ DA CAPOの保湿クリーム

ダカーポでは、ハマナス花エキスをはじめ、こだわりの保湿成分を配合した保湿クリーム「エクストリッチモイスチャークリーム」を取り扱っています。
ハナマス花エキスに加えて、希少性の高いアルガンオイル（アルガニアスピノサ核油）や北海道産のハスカップエキス※3、リンゴ幹細胞エキス（リンゴ果実培養細胞エキス）、キハダ樹皮エキス、キトサンエキス※4などの成分を配合し、潤いのある肌へ導きます。
肌なじみが良いので、クリームのべたつきが苦手という方にもおすすめです。

また、香料や合成着色料、パラベン、アルコール（エタノール）、鉱物油といった成分を使わずに、低刺激※5で肌に優しい保湿クリームに仕上げました。
濃厚なテクスチャーが心地良くなじみ、ハリやツヤ不足など、年齢による肌の悩みをサポートします。伸びが良いので、余った際は首の方までマッサージするように伸ばすと、顔周りも含めて保湿ケアをすることが可能です。
敏感肌の方や、ハリ・ツヤの欲しい方、乾燥が気になる方などは、ぜひ一度お試しください。

⇒エクストリッチモイスチャークリーム（保湿クリーム）
https://dacapo-cosme.com/shop/pages/cream

※3ロニセラカエルレア果汁(保湿成分)
※4カルボキシメチルキトサンサクシナミド
※5すべての方に肌トラブルが起こらないわけではありません